M字ハゲの植毛費用はいくら?平均相場と20代から始める「一生モノ」の投資価値

M字ハゲの植毛費用はいくら?平均相場と20代から始める「一生モノ」の投資価値

「最近、前髪が割れておでこが広く見える…」

「風が吹くと、つい生え際を手で押さえてしまう」

20代後半から30代にかけて、多くの男性が直面するM字(生え際)の後退。育毛剤や飲み薬を試しても、一度失われた生え際を劇的に復活させるのは難しく、「自毛植毛」を検討し始める方が増えています。

しかし、一番のネックはやはり「費用」ではないでしょうか。

結論からお伝えすると、M字修正(軽度〜中度)にかかる自毛植毛の費用相場は、約60万〜120万円です。

一見高額に見えますが、メンテナンス不要で半永久的に生え続けることを考えると、長期的なコストパフォーマンスは非常に高い治療法です。

この記事では、M字植毛のリアルな費用内訳、進行度別の予算目安、そして「安さだけで選んで失敗しない」ための重要ポイントを徹底解説します。

目次

自毛植毛(M字)の費用相場|進行レベル別の平均価格

自毛植毛の費用は、「基本治療費」+「移植する株数(グラフト数)に応じた変動費」で決まるのが一般的です。

M字ハゲの場合、頭頂部まで薄いケースに比べて範囲が限定されるため、全体の植毛に比べれば費用は抑えられます。まずは、あなたの薄毛レベルがどこに当てはまるかを確認し、費用の目安を把握しましょう。

レベル1:剃り込みが気になり始めた(軽度)

生え際の両サイドが少し後退し、前髪のセットが決まりにくくなってきた段階です。

  • 必要グラフト数目安: 400〜600グラフト
  • 費用相場: 50万円〜80万円
  • 特徴: 既存の髪の密度を上げたり、ラインを少し下げるだけで劇的に印象が変わります。

レベル2:M字が深くなり、前髪で隠せない(中度)

M字の切り込みが深くなり、中央の髪だけが離れ小島のように残りつつある状態です。

  • 必要グラフト数目安: 800〜1,200グラフト
  • 費用相場: 90万円〜140万円
  • 特徴: 最も一般的な施術範囲です。しっかりと密度を出すことで、オールバックも可能なラインを作れます。

レベル3:生え際全体が後退している(重度)

M字だけでなく、生え際の中央ラインも上がり、おでこ全体が広くなっている状態です。

  • 必要グラフト数目安: 1,500グラフト〜
  • 費用相場: 150万円〜
  • 特徴: 多くのドナー(移植元)が必要です。費用は高くなりますが、カツラや増毛法に比べれば根本解決になります。

用語解説:グラフト(株)とは?

「1グラフト」とは、毛穴の単位のことです。人間の髪は1つの毛穴から1本〜4本生えており、平均して2〜2.5本です。つまり、1,000グラフト移植=約2,000〜2,500本の髪が増える計算になります[^1]。

なぜ値段が違う?M字治療の植毛費用を左右する「術式」の違い

同じ1,000グラフトを植える場合でも、クリニックや選ぶ「術式」によって数十万円の差が出ることがあります。現在、主流となっているのはFUE法FUT法の2つです。

1. FUE法(メスを使わない方法)

現在の主流です。後頭部を刈り上げ(または刈り上げないノンシェーブン法)、専用のパンチで1株ずつ採取します。

  • 費用: 高め(1グラフトあたり 900円〜1,500円程度)
  • メリット: 傷跡が点状で目立ちにくい、術後の痛みが少ない。
  • デメリット: 手術時間が長く、費用が高額になりがち。

2. FUT法(メスを使う方法)

後頭部の皮膚を帯状に切り取り、そこから株を切り分けて移植する方法です。

  • 費用: 安め(1グラフトあたり 600円〜900円程度)
  • メリット: 一度に大量の株を採取できる、生着率(定着率)が高い傾向にある、費用が抑えられる。
  • デメリット: 後頭部に横一文字の線状の傷跡が残る(髪が長ければ隠れます)。

【比較表】M字植毛(1,000グラフト想定)の費用目安

項目FUE法(メスなし)FUT法(メスあり)
単価/グラフト1,000円〜1,500円600円〜900円
変動費100万〜150万円60万〜90万円
基本治療費20万円前後20万円前後
合計目安120万〜170万円80万〜110万円

※刈り上げない(ノンシェーブン)FUE法の場合、さらに費用が1.5倍〜2倍になることがあります[^2]。

コストシミュレーション:植毛 vs 薬・カツラ(M字はげ修正)

20代後半の読者にとって、100万円近い出費は大きな決断です。「とりあえず薬で」「将来はカツラで」と考えがちですが、10年単位で見ると自毛植毛が最も経済的になるケースがあります。

10年間にかかる費用の比較

条件: M字の薄毛を隠すために必要な対策を10年間継続した場合

  1. AGA治療薬(内服・外用)のみ
    • 月額:約1.5万円(フィナステリド+ミノキシジル外用など)
    • 10年総額:約180万円
    • 注意点: M字部分は薬が効きにくいとされており、飲み続けても産毛程度しか生えないことが多いです。また、飲むのを止めれば再び抜けます。
  2. 大手増毛サロン(結着増毛・ウィッグ)
    • 初期費用+メンテナンス(月1〜2回):月平均3〜5万円
    • 10年総額:約400万〜600万円
    • 注意点: 自分の髪に人工毛を結びつけるタイプや貼り付けタイプは、定期的なメンテナンス費が一生かかり続けます。
  3. 自毛植毛(FUE法 1,000グラフト)
    • 手術費:約120万円
    • 維持費:0円(※進行予防の薬代は別途かかる場合あり)
    • 10年総額:約120万円
    • 特徴: 一度生着すれば、メンテナンス不要で自分の髪として生え変わり続けます。

結論: M字ハゲに関しては、薬での改善が難しいため、早い段階で植毛を行い、既存毛の維持のために安価な薬(フィナステリド単体:月3,000円〜)を併用するのが、長期的には最もコスパが良い戦略と言えます。

20代でも無理なく払える?植毛費用の「医療ローン」活用法

「総額が安いのはわかったけれど、今すぐ100万円は用意できない」という方がほとんどでしょう。

多くのクリニックでは、医療ローン(メディカルローン)を利用できます。最大60回〜84回の分割払いが可能です。

【支払い例】総額100万円を60回払い(5年)にする場合

  • 月々の支払額: 約18,000円〜20,000円
  • ボーナス払い: なし

月々2万円弱であれば、飲み会を数回我慢したり、趣味の出費を見直すことで捻出できる範囲ではないでしょうか。毎月高額な育毛サロンに通うよりも、確実に「自分の髪」が手に入ります。

安さだけで選ぶと危険!M字植毛の費用で失敗しない3つのポイント

検索画面には「韓国・トルコで半額!」「モニター価格で激安」といった広告も並びますが、M字植毛に関しては「デザインセンス」が命です。安易に価格だけで選ぶと、以下のような失敗を招く恐れがあります。

1. 生え際のデザインが不自然(一直線すぎる)

安いクリニックでは、効率を重視して「定規で引いたような一直線の生え際」にされることがあります。自然な生え際は、微妙な凹凸(ジグザグ)があり、産毛から太い毛へとグラデーションになっています。この「自然さ」を作る技術料が含まれているかを確認しましょう。

2. 定着率(生着率)の低さ

採取した株を新鮮なうちに、ダメージを与えずに植えるには熟練の技術とスタッフの連携が必要です。格安手術で生着率が低いと、せっかく植えたのにスカスカ…ということになりかねません。

3. 将来の進行を計算していない

20代の場合、将来的にさらに薄毛が進行する可能性があります。今の生え際だけを下げすぎてしまうと、将来頭頂部が薄くなった時に「離れ小島」ができたり、ドナーが不足して追加手術ができなくなるリスクがあります。経験豊富な医師は、10年後、20年後のヘアスタイルも見越したデザインを提案してくれます。

まとめ:まずは自毛植毛専門クリニックで無料相談・「見積もり」を

M字ハゲの植毛費用は平均100万円前後かかりますが、これは「自信を取り戻すための投資」です。

  • 軽度(〜600株): 50〜80万円
  • 中度(〜1200株): 90〜140万円
  • 重度(1500株〜): 150万円〜

カツラや終わりのない高額な育毛コースにお金を払い続けるよりも、一度の手術で半永久的な効果を得られる自毛植毛は、賢い選択肢と言えます。

次のステップ:

まずは、気になっているクリニックの「無料カウンセリング」に行ってみましょう。

「自分は何グラフト必要なのか」「実際の見積もりはいくらか」を正確に知ることで、具体的な資金計画が立てられます。多くのクリニックでは、マイクロスコープを使った頭皮診断も無料で行ってくれます。

悩み続けている間にも、薄毛は進行します。まずは専門医に相談し、現状を把握することから始めてみてください。

M字植毛の費用に関するFAQ(よくある質問)

Q1: 植毛手術は痛いですか?

A: 手術中は局所麻酔を行うため、痛みはほとんど感じません。麻酔の注射をする際の一瞬のチクリとした痛みだけです。術後は数日間、後頭部に軽いツッパリ感や痛みが出ることがありますが、処方される痛み止めでコントロールできる程度です。

Q2: 会社にはどれくらいで復帰できますか?

A: 手術翌日からデスクワークなどは可能ですが、おでこの腫れや赤みが出る場合があります。M字部分だけであれば、前髪を下ろすことで隠しやすいですが、3〜4日程度の休暇を取る方が多いです。刈り上げないFUE法を選べば、バレるリスクはさらに下がります。

Q3: 植毛した髪はまた抜けてしまいませんか?

A: 自毛植毛では、AGA(男性型脱毛症)の影響を受けにくい「後頭部・側頭部」の髪を移植します。この性質は移植先でも維持されるため(ドナー・ドミナンス)、定着した髪は生涯にわたって生え変わり続けます。

Q4: 20代で植毛するのは早すぎますか?

A: 早すぎることはありません。むしろ、M字の後退が気になり出して社会生活に自信が持てないようであれば、早い段階で治療することでQOL(生活の質)が向上します。ただし、若年層は進行が早いため、予防薬(フィナステリド等)の併用を強く推奨されます[^3]。

Q5: 植毛費用は医療費控除の対象になりますか?

A: 基本的に、自毛植毛は美容目的や審美的な治療とみなされることが多く、医療費控除の対象外となるケースがほとんどです。ただし、事故や火傷による欠損の治療など、医師が「治療が必要」と判断した特殊なケースでは認められる可能性もあるため、管轄の税務署へ確認することをおすすめします。


参照文献リスト

[1]: 日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」
[2]: 親和クリニック「自毛植毛の費用相場」
[3]: 湘南AGAクリニック「若年層の自毛植毛について」

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